屋久島学ソサエティの設立と活動

屋久島学ソサエティは、平成25(2013)年に長年屋久島をフィールドに研究を続けている研究者と住民有志によって設立されました。
最新の研究成果をわかりやすく島の住民に伝え、また島の住民は島の実情や実感を研究者に伝えることでお互いに学びあい、屋久島が抱える諸問題の解決と地域の活性化を目指すことを目的とした活動を行なっています。

会誌「屋久島学」の発刊のほか毎年1回屋久島で大会を開催し、島のニーズに合ったテーマセッション、自由に研究を発表できるポスターセッション、専門家を交えて自然観察会を行うエクスカーションなどを実施しています。

これらの研究基盤における活動は、屋久島町によって支援を受け、BRが活性化することによって、より利便性が高い研究支援が行なわれることが期待されています。

またユネスコエコパークにおける「学術的研究支援」および「経済と社会の発展」(自然環境の保全と調和した持続可能な発展を支援)の機能を担う取り組みとして国内外のモデルとなりうる取り組みといえます。